O2Oアプリの認知向上と利用促進のためのグラフィックデザイン

来店するだけでポイントが貯まる、キャリアフリーのスマートフォンアプリ「ショッぷらっと」。お買い物や街歩きをする時の、気軽で頼れるパートナーのようなアプリです。リリースから1年を迎え、さらなるユーザー拡大のために、ブランドイメージを再構築するプロジェクトがスタートしました。ユーザーに、アプリのイメージをより強く訴求するため、一目見て認知・想起される新しいコミュニケーションのトーンをつくり出す必要がありました。そこで、カラー設計やキービジュアル、コピーなどを全面的に見直すことに。アプリの使用感に合わせたアイコンの強調、アプリの楽しさを伝えるイラスト、アプリのメリットを端的に伝えるコピーなど、今後のコミュニケーションの中心となるコアイメージをご提案しました。そして、リーフレット、ポスター、店頭POP、さらにはWebサイトに至るまで、すべて同一のキービジュアルでデザインしました。週末のおでかけをさらに楽しくしてくれるというアプリの特徴を伝えるべく、カラフルでシンプルなコミュニケーションを設計。説明コンテンツもできる限り親しみやすく、フレンドリーなデザインに変更しました。

アートアンドサイエンスが考えた「ショッぷらっと」の強みは、「街をブラブラするのが楽しくなる」「アプリを使うこと自体がちょっと面白い」こと。ポイントを貯めるため“だけ”のアプリではなく、「ちょっと楽しい体験」ができるアプリというイメージを浸透させる、親近感とユニークさが感じられるデザインを検討しました。アプリでの実際の体験・体感がイメージと一致していないという問題も感じたため、「アプリの使用感」をキービジュアルとすることをご提案しました。また、アプリでアイテムをゲットする楽しさを体感してもらうことを目指し、「ロゴ入りコインのオブジェ」（天井から吊るせるオーナメント）を新たなツールとして企画。リーフレットも円形にするなどして「コインを引っ張って楽しくポイントをゲットしよう！」と視覚的に訴求しました。Webサイトのデザインも、キービジュアルを中心にリニューアルしました。レスポンシブデザインを採用し、アプリユーザーとの主要な接点であるスマートフォンでのコミュニケーションの質を改善しました。また、年間を通じてコラム記事を発信。オリジナルの読み物を毎月制作しています。