学校案内パンフレット制作実績
(業種|教育)
日本大学 理工学部 土木工学科
日大土木の風格をデザインに取り入れつつ、高校生の興味を引く学校案内
読み手である高校生が親しみを覚える学校案内
日本大学 理工学部 土木工学科は、日本の私立大学のなかで最も歴史の古い土木学科です。1920年に設立され、これまでに37000人を超える卒業生が巣立っていきました。長い時間をかけて、教員と学生、卒業生が築き上げてきた土木工学科は「日大土木」というブランドで業界から厚い信頼を得ています。そんな日大理工学部土木工学科の学校案内をゲットアップ&デザインが手がけることに。デザインするうえで心がけたのは、カジュアルにならず、それでいて堅苦しくなりすぎないこと。これは読み手である高校生にとっつきやすく、親しみやすい印象を与えることが狙いです。大学案内や学校案内を制作する際のセオリーともいえるのもので、ゲットアップ&デザインの制作物の多くにこのコンセプトが活かされています。表紙デザインについては、コンセプトの異なる3案を用意。そのなかから陸橋の写真を使ったデザインが選ばれました。今回は「土木」と関わりの深い、比較的わかりやすいビジュアルになりましたが、他案のコラージュ系やインフォグラフィック系などが採用されていたら、印象はガラリと変わっていたでしょう。
デザインにグリーンをあしらって、日大土木の風格を伝える
「土木」と聞くと、ベージュや茶色などをイメージする人も少なくないでしょう。こうした世間一般のイメージをデザインに落としこむことも重要ではありますが、今回は読み手に爽やかな印象を与えるために随所にグリーンのあしらいを配置。全体のトーンを抑えて、「日大土木」の品格も表現しています。紙面の大まかな構成は、一般的な学校案内と大きな違いはありません。ただ、土木工学科に特化した内容なので、1見開き目・2見開き目に土木の奥深さや魅力を伝えるページを設けました。「『日大土木』の力」で学科の強みを伝え、「土木の世界」ではあらゆるインフラを支える土木の技術を深掘り。そこから、土木事業の各プロセスを追った「土木の領域」ときて、学科の教育方針を紹介する3見開き目につながります。そして、各カリキュラムの説明や在学中に取得できる資格一覧などが続き、最後は裏表紙にある「そうだ、日大土木に入学しよう!」のコピーで締めくくられます。