パンフレット制作実績
(業種|IT・通信、インターネット)
株式会社プレイド
マーケターの心をつかむ、観音折りパンフレットデザイン
読み手のニーズを洗い出した、マーケター向けパンフレット
二つ折りや巻三つ折り、Z折り……と、パンフレットの折り方はじつに多彩です。採用する折り方によって、読み手に与える印象はガラリと変わります。プレイドが運営する「KARTE」のパンフレットは、観音折りの効果を最大限に活かした一冊です。「KARTE」とは、WEBサイトやアプリのマーケティング、カスタマーサポートを通じて、企業のCX(顧客体験)向上を支援するツールです。この数年間で勢いを増しており、アパレルメーカーや金融機関、運送業などの大手企業にも導入されています。普及をさらに加速させるため、展示会用に制作されたのが今回のパンフレットです。もともと営業用のパンフレットが存在していましたが、ざっくりとした内容であったため、広く浅いリーチを取るにとどまっていました。しかし、展示会用パンフレットでは、よりターゲットを絞りこむことに。そこで、ゲットアップアンドデザインは、エンドユーザーが抱える潜在的なニーズや課題を洗い出し、コンセプトを明確化。その結果、マーケター向けに特化したパンフレットを制作することが決まりました。
読み手の“導線”を意識したパンフレットデザイン
本来、パンフレットの表紙には製品の写真やイメージカットを採用するのが一般的です。しかし、今回は第一印象が重要と考え、「アプリマーケティング」「サイト管理・改善」「データ連携」などのテキストを目立つかたちで配置しました。これにより、冊子を手にとった時点で「KARUTE」のもつ機能や価値が把握できます。表紙をめくると、マーケターの心をつかむさらなる仕掛けが。「ウェブ、アプリ、店舗で顧客の情報がバラバラ」「社内のエンジニア、デザイナーに頼めない」といった、現場でのお困りごとを散りばめて、読み手の共感を誘います。さて、こうしたマーケターならではの悩みを解決するにはどうすればいいのか――、その答えとして観音折りを開ききると、4面に渡って「KARTE」のコア機能が詳述されています。観音折りによって充分な情報量を確保できるほか、インパクトのある展開が可能に。表紙からコア機能の紹介に至るまでの“導線”を意識することで、観音折りが真価を発揮します。