制作実績

パンフレット制作実績

千代田テクノエース株式会社

ダイレクトメールの束に埋もれない、つい読みたくなるパンフレット

競合他社がマネできない
ターゲットが興味をもつような
パンフレットデザインに

千代田テクノエース株式会社は、医療・医薬品分野に特化したエンジニアリング会社。千代田化工建設株式会社の子会社にあたり、提案から設計、建設、試運転まで一貫責任体制を敷き、知見に富んだ専門家によるエンジニアリングがなによりの強みです。同社は販促活動の一環で、製薬会社や食品事業者へダイレクトメールを送っています。接点が生まれた見込み客や既存顧客に対する有効な手段ともいえますが、それは競合他社にとっても同じこと。顧客へ会社案内や事業紹介を送っても、数ある企業のひとつとしか見られず、パンフレットの束に埋もれてしまうことも珍しくありません。いかにして、顧客にパンフレットを開き、読んでもらうかが課題でした。従来のエンジニアリング会社のパンフレットはかっちりとしたデザインのものが多く、画一的な印象を受けます。そんななか、ちょっと目を引くデザインのパンフレットがあったら、顧客はどう思うでしょうか? 注目されるデザインを取り入れつつ、同社の強みをしっかり訴求する。それが本案件のテーマになりました。

カラフルな配色とイラストを多用し、
読み手のハードルを下げて、
誠実なイメージをデザインにこめる

表紙のキービジュアルはポップな配色のイラストを採用しました。えてして、エンジニアリング会社のパンフレットは当りさわりのないデザインになりがちです。そこに、あえてカラフルな表紙を使うことが他社との差別化になり、ページを開くきっかけにつながります。リーフレットを開いた1ページ目のキャッチコピーは「研究施設運営においてお困りのことはありませんか?」。語りかけるような文言にしたのは、同社が掲げる「オーナーズエンジニア=お客様のエンジニア」を伝えるため。活動領域や事業内容、顧客との向き合い方はキャプションと概念図だけで明快に。2ページ目の導入事例は、デザインのトーンをおさえて、「国内200件以上の実績」や「研究施設技術史における2つの日本初」といったキャッチーな文言を際立たせました。そこから、最後の導入実績のページへと移ります。とっつきやすい内容から具体的な内容へと、読み手の興味・関心を段階的に高めていくような構成を狙いました。カラフルな紙面に対して、レイアウト自体は規則性のある定番の手法です。そこに、同社のもつ誠実さを表現しました。