パンフレット 学校案内パンフレット制作実績
(業種|教育)
サレジアン国際学園世田谷 中学高等学校
女子校から共学校へ。学園の特色を簡潔にまとめた三つ折りパンフレット
“女子校らしさ”から離れた、男女ともに受け入れられるデザイン
サレジアン国際学園世田谷 中学高等学校は、世田谷区に拠点を置くカトリック・ミッションスクールです。もともと目黒星美学園という女子校でしたが、2023年度より共学化して校名も現在のものに改められました。女子校から男女共学への方向転換は、学園の関係者だけではなく受験生やその保護者にとっても大きな出来事です。そのため、学園側は共学化を前に一定の周知期間を設けました。その期間中に制作されたのが、こちらのパンフレットです。新体制を周知することを目的としており、スピード重視の進行で制作が進められました。表紙には、線画で描いた校舎やそこへ通う生徒たちの姿が。これまでの「女子校」というイメージを塗り替えるために、男女ともに興味を惹かれるような中性的なデザインを心がけました。それに加えて「2023年、目黒星美学園が生まれ変わります」という明確なメッセージも添えて、このパンフレットのもつ役割をストレートに伝えています。
三つ折りパンフレットの特性を活かして、多彩な情報を詰めこむ
共学化にあたり、改めて学園のことを世間に知ってもらわなければなりません。今回のパンフレットでは、三つ折り6ページの構成で学園が取り入れている教育プログラムや授業の形式などを掘り下げています。パンフレットを開くと3面見開きで、学園が重視している方針「世界市民力」や学園の特色である「PBL(Project Based Learning)型授業」などを紹介。問題解決型の授業である「PBL型授業」は耳慣れない人も多いと思い、見開きのうちの2面を使って詳述しました。テキストの情報はもちろんのこと、イラストを用いて「考えるプロセス」を可視化。これにより直感的な理解を促します。概念図、テキスト、イメージイラスト……などの多彩な情報が一目で伝わる点が3点見開きの強み。この特性を活かして、読み手が求める情報を簡潔にまとめました。このパンフレットが完成した翌2023年、サレジアン国際学園世田谷が新体制でスタート。その流れを受けて、同校の学校案内もゲットアップアンドデザインが担当することになりました。