制作実績

パンフレット制作実績

True Japan Tour株式会社

インバウンド向け体験プログラムの魅力を大胆なビジュアルで訴求

競合他社にはマネできない
体験プログラムへの自信を
パンフレットに込めて

True Japan Tour株式会社は、日本最大の通訳案内士団体「日本文化体験交流塾」を母体とするインバウンド旅行会社です。インバウンド旅行をはじめ、国際観光支援、ガイド人材育成といった事業に取り組んでいます。数ある取り組みのなかで、目玉のひとつになっているのが「日本文化体験プログラム」。プログラム参加者は、通訳案内士(外国語対応が可能なツアーガイド資格)のガイドのもと、日本文化を体験できます。着物、茶道、書道、さらには侍や忍者まで、幅広い体験テーマが同プログラムの特徴です。当パンフレットは、このプログラムを紹介するために制作されました。旅行会社や宿泊施設への営業の際に用いられるほか、観光案内所やバスターミナルなどでの配布も想定されています。制作にあたって、競合他社のパンフレット調査はもちろん、実際に観光案内所や配布場所に足を運び、視察を重ねました。同社のプログラムを現わすのにふさわしい言葉とはなにか。熟考の末に導き出されたのが、パンフレットのタイトルになった「GET CLOSE TO TRUE JAPAN」(本物の日本文化に、ぐっと近づいて)です。体験プログラムのクオリティに込められたTrue Japan Tourの自信を表現するとともに、ターゲットの関心をぐっと引きつけるメッセージにもなっています。

訪日観光客の好奇心を誘う
「日の丸」をイメージした
大胆なキービジュアル

ツアー、体験プログラムのパンフレットは、大小様々な写真を散りばめた表紙であることが少なくありません。にぎやかな表紙は一見目を引きますが、同じような表紙が設置スペースに並んでしまうと、かえって個性が埋もれてしまいます。そこで当パンフレットでは、日本文化を象徴する「日の丸」をイメージした印象的なビジュアルを大きく配するデザインに。同社の会社案内も同様のキービジュアルになっており、営業活動においてより高い効果が期待できます。表紙のモデルには「舞子」を採用していますが、新たにパンフレットが作成される場合は、フォーマットをそのままにモデルが「力士」や「忍者」などに変わります。統一感をもたせる狙いもありますが、それ以上に設置スペースにずらりと並んだときのインパクトを考慮しました。誌面設計については、ターゲットがほんとうに必要とする情報を精査して、デザインに落としこみました。情報を羅列しただけのパンフレットにならないよう、体験テーマの解説をはじめ、読み物コンテンツを充実させています。記事や写真にあえて通訳案内士を登場させているのは、彼らの人となりを伝えるため。参加者と通訳案内士のふれあいを見せることで、ターゲットはプログラムをより身近なものに感じることでしょう。パラパラとめくっているだけで日本への造詣が深まり、さらには帰国してからも旅の思い出になるようなパンフレットになりました。