テサテープ株式会社(業種|製造業)
企業イメージ構築の基盤になるカタログができました
目指したのは、企業イメージ構築の基盤になるようなカタログ
テサテープはドイツ発の世界的なブランドですが、日本ではコンシューマー向けの展開をしていないこともあり、国内での認知度はまだそれほど高くはありませんでした。製品情報やラインナップの刷新を機に、カタログ制作に着手。せっかく新しくつくるのなら、単に商品を並べただけのカタログではなく、テサのブランドを日本に定着させる、企業イメージ構築の基盤になるようなものにしたい。アートアンドサイエンスには、オリエンテーションでこのようなお願いをしました。
徹底したリサーチから生み出された、コンセプチュアルなデザイン案
後日、提案されたデザイン案は、どれも私たちの想像以上。オリエンテーションでお渡しした情報とは比較にならないほど、テサテープについて徹底的にリサーチされていました。テサだけでなく、グループ企業や企業哲学についても、本質を把握されていて、非常にうれしかったですね。これまで自分たちが意識していなかった側面にもスポットを当ててくださり、深くテサを理解してくれているのがわかりました。複数あったデザイン案は、どれもコンセプチュアルなアプローチがされていて、この時点から、いいものができそうと確信しました。単に製品が並んでいるだけのカタログではなく、テサテープの名刺代わりにもなりうる、ヒストリーや企業理念を盛り込んだ構成アイデアをご提案いただきました。デザインやコンセプトは大筋で決まりましたが、やはり製品カタログですから、「使いやすい」というのが最重要課題です。各担当者から提出された資料を整理しながら、それぞれ異なる用語や表記の仕方についても、アートアンドサイエンスが再統一してくれたので、本当に助かりました。これを機会に営業用語や代理店様の呼称なども見直すことができました。
新しいカタログの存在感がテサの認知度を高めてくれている
実際にカタログが出来上がってみて、使いやすいと評判です。以前のカタログの問題点、例えば会社概要と事業部拠点が巻頭と巻末でページが離れていたり、製品情報部分のカテゴリ分類のメリハリがなかったりといった部分を改善し、より検索性に優れた緻密なページ構成をしてくれました。最終的に採用したデザインは、カタログの表紙にテサのロゴデザインを型抜き処理したものです。営業シーンでも他社と比べて目立つようで、このカタログの存在感がテサの認知度を高めてくれていることは確かです。B to Bのビジネスシーンでは、代理店様にお使いいただくカタログが、最もその企業のイメージを表現する身近なメディアです。製品情報だけでなく、私たちの理念や歩みをご理解いただけ、信頼を得られればと思っています。このカタログを見ると、皆さま「まさにテサだね」と仰ってくれます。展示会やオフィスなど様々なシーンで、先方にお渡した際、そのようなお声がけからコミュニケーションがスタートできるのは、カタログのおかげです。今後強化していくブランドコミュニケーションの中心的な存在がこのカタログなのです。
制作実績
外資系メーカーのロゴを活かした印象的なパンフレットデザイン
- 制作物
- パンフレット
- 仕様
- A4中綴じ36P
- 紙
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- マットコート135kg
- 表紙マットPP加工
- 表紙型抜き加工
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